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ゆゝしき
ふりがな文庫
“ゆゝしき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
由々敷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由々敷
(逆引き)
則重公
由々敷
(
ゆゝしき
)
事に
被
二
思召
おぼしめされ
一
早々
(
さう/\
)
に老臣共を召されて此事如何あるべきと
御諚
(
ごぢやう
)
ありければ、老臣共申すやう、抑も檜垣の門徒衆は年頃
別而昵近
(
べつしてぢつこん
)
に致し
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
重役方へ願ひしが
早
(
はや
)
評議
(
ひやうぎ
)
一決の由にて
聞屆
(
きゝとゞけ
)
られず
由々敷
(
ゆゝしき
)
御大事ゆゑ君への御奉公再吟味の儀
御許
(
おんゆる
)
し下され候樣に
直願
(
ぢきぐわん
)
仕
(
つかまつ
)
り度何卒此段御取次下され
度
(
たし
)
と思ひ込で申ける高木伊勢守も
打聞
(
うちきい
)
て
甚
(
いた
)
く驚きしが
先刻
(
せんこく
)
の口上もあれば
迷惑
(
めいわく
)
に思はれたり其故は越前守の願ひ言上に及べば御發明の
將軍家
(
しやうぐんけ
)
御許
(
おんゆるし
)
も
有
(
ある
)
べし
然
(
さ
)
すれば伊豆守殿には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
由々敷
(
ゆゝしき
)
一大事と存じ、
某
(
それがし
)
日夜軍旅にあって合戦の
謀
(
はかりごと
)
に肝胆を砕く間にも、一方ならず胸を痛めているのであるが、それについて考えるのに、その方は生来器用の者で琵琶を上手に弾くのみならず
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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