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やみあが
ふりがな文庫
“やみあが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
病上
85.7%
病後
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病上
(逆引き)
「馬鹿、不親切
極
(
きはま
)
る、何を着れば好いんだ。
如何
(
いか
)
に田舎者だつて、それ位の注意が出来んで
何
(
ど
)
うなる。」と散々毒づいて見たが、妹は
病上
(
やみあが
)
りの蒼い顔して黙つて
俯向
(
うつむ
)
いてばかり居るので
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
そんな脂切ったのがあるかと思うと、
病上
(
やみあが
)
りの
蒼
(
あお
)
っしょびれが、
頬辺
(
ほっぺた
)
を
凹
(
くぼ
)
まして、インバネスの下から信玄袋をぶら下げて、ごほごほ
咳
(
せき
)
をしながら、
日南
(
ひなた
)
を
摺足
(
すりあし
)
で
歩行
(
ある
)
いて行く。弟子廻りさ。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やみあが(病上)の例文をもっと
(6作品)
見る
病後
(逆引き)
船頭が持つ
櫂
(
かい
)
のような
握太
(
にぎりぶと
)
な、短い杖をな、唇へあてて手をその上へ重ねて、あれじゃあ
持重
(
もちおも
)
りがするだろう、鼻を乗せて、気だるそうな、退屈らしい、
呼吸
(
いき
)
づかいも切なそうで、
病後
(
やみあが
)
り見たような
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やみあが(病後)の例文をもっと
(1作品)
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