“やまあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤマアヒ
語句割合
山間76.9%
山合15.4%
山峽7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余与よと京水と同行どうかう十人小千谷をはなれて西の方●新保しんほ村●薮川新田やぶかはしんでんなどいふ村々を一宮いちのみやといふ村にいたる、山間やまあひ篆畦あぜみち曲節まがり/\こゝいた行程みちのり一里半ばかりなり。
それにしてもよくもかうした山合やまあひの温泉に入つて来たものだ! とKは思つた。
浴室 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
親代々住みなれた地方一の城下まちを離れ、幌をかけた荷馬車に搖られ搖られして、山裾から平原を北に横ぎり、山峽やまあひの險しい國道をとほり、峠をのぼり下りして
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
汽車は山峽やまあひを出たのか、兩方に山脈が廣く展けて行つた。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)