“やひこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弥彦71.4%
伊弥彦28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家士のうちには旧知の朋輩ほうばいがたくさんいる。で、浅間山を左方に見ながし、三国みくに山脈をこえ、信濃川の水戸口みとぐち(現・新潟附近)から、弥彦やひこしょうへ入って、佐渡への便船を待つことにした。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
越後でも弥彦やひこ山の周囲には、土筆をヘビタバコという村があり、また狐の煙草たばこといっている村もある。
魚沼郡|雲洞村うんどうむら雲洞庵は越後国四大寺の一なり。四大寺とは滝谷の慈光寺じくわうじ、(村松にあり)村上の耕雲寺かううんじ伊弥彦やひこ指月寺しげつじ、雲洞村の雲洞庵なり。
魚沼郡|雲洞村うんどうむら雲洞庵は越後国四大寺の一なり。四大寺とは滝谷の慈光寺じくわうじ、(村松にあり)村上の耕雲寺かううんじ伊弥彦やひこ指月寺しげつじ、雲洞村の雲洞庵なり。
(以上北越奇談の説)さてこゝ夜光珠やくわうのたま実事じつじあり。われ文政二年卯の春しも越後を歴遊れきいうせしをり、三嶋郡に入り伊弥彦やひこ明神ををがみ旧知識きうちきなれば高橋光則翁みつのりをうたづねしに、翁大によろこびて一宿いつしゆくゆるしぬ。
(以上北越奇談の説)さてこゝ夜光珠やくわうのたま実事じつじあり。われ文政二年卯の春しも越後を歴遊れきいうせしをり、三嶋郡に入り伊弥彦やひこ明神ををがみ旧知識きうちきなれば高橋光則翁みつのりをうたづねしに、翁大によろこびて一宿いつしゆくゆるしぬ。