“やちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜中96.8%
冶鋳1.6%
野仲1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とこの時はずれの夜中やちゅう、御寝所でお眼通りをおおせつける——よほどの大事件に相違ないと、近侍は眼をまるくしてさがってゆく。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
今からかえりみれば、同じ上代に属するものとも言えるであろうが、かつて金銀のいまだ冶鋳やちゅうせられず、山が照り耀かがやく石をいまだ掘り出さしめなかった期間、自然に掌上しょうじょうに取り上げられるものとしては
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
『文選』の和訓には、支那の悪鬼人間じんかんにありて怪害をすてふ野仲やちゅうをノヅチと訳した。