“ももよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百夜61.5%
百代23.1%
桃世7.7%
桃代7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は上賀茂かみがもの神社の後ろの森の中に呪詛じゅその壇を築いて、百夜ももよの間吒幾爾だきに密法みっぽうを行じました。宗盛をのろい殺すために。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
亡くなった母の実家から母の弟に当る渡辺又兵衛と、妻女の百代ももよが来、また父の弟で、瀬木家へ入婿した、叔父の蔵人と妻のかなえが来て、この二た夫妻が式の準備を受持って呉れた。
竹柏記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「——脇屋は妹と婚約しているが、初めからおれの説には反対だった。もし脇屋が来れば、桃世ももよの縁にひかされたといわれる、それは脇屋にもおれにも迷惑だ、わかるだろう」
初夜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
六条ろくじょう 千春ちはる 平河ひらかわみね子 辰巳たつみ 鈴子すずこ 歌島かしま 定子さだこ やなぎ ちどり 小林こばやし 翠子すいこ 香川かがわ 桃代ももよ 三条さんじょう 健子たけこ 海原かいばら真帆子まほこ くれない 黄世子きよこ
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)