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百代
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ももよ
ふりがな文庫
“
百代
(
ももよ
)” の例文
棺
(
かん
)
の上を見ると、いつの間にか
綺麗
(
きれい
)
な
花環
(
はなわ
)
が
載
(
の
)
せてあった。「いつ来たの」と
傍
(
そば
)
にいる妹の
百代
(
ももよ
)
に聞いた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
亡くなった母の実家から母の弟に当る渡辺又兵衛と、妻女の
百代
(
ももよ
)
が来、また父の弟で、瀬木家へ入婿した、叔父の蔵人と妻のかなえが来て、この二た夫妻が式の準備を受持って呉れた。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「皆んな怨んでるだ。私は給料が少なくて仕事が多いし、番頭さんは朝から晩までガミガミ言われるし、音松爺さんは六十八になるが、国へ帰して貰えそうもないし、お鶴は姉の
百代
(
ももよ
)
さんが焼け死んだし、勝太郎さんは嬉し野さんが死んだし——」
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“百代”の意味
《名詞》
百代(はくたい・ひゃくだい)
長い月日。
(出典:Wiktionary)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“百代”で始まる語句
百代子