“吒幾爾”の読み方と例文
読み方割合
だきに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吒幾爾だきにの密法は容易ならざる呪詛じゅそであって、もし神々がそれを受けない時には還着於本人げんちゃくおほんにんと言ってのろったものに呪詛がかえるのだからといって。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
彼は上賀茂かみがもの神社の後ろの森の中に呪詛じゅその壇を築いて、百夜ももよの間吒幾爾だきに密法みっぽうを行じました。宗盛をのろい殺すために。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)