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だきに
ふりがな文庫
“だきに”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ダキニ
語句
割合
吒幾爾
25.0%
吒枳尼
25.0%
荼吉尼
25.0%
荼枳尼
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吒幾爾
(逆引き)
吒幾爾
(
だきに
)
の密法は容易ならざる
呪詛
(
じゅそ
)
であって、もし神々がそれを受けない時には
還着於本人
(
げんちゃくおほんにん
)
と言って
詛
(
のろ
)
ったものに呪詛がかえるのだからといって。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
彼は
上賀茂
(
かみがも
)
の神社の後ろの森の中に
呪詛
(
じゅそ
)
の壇を築いて、
百夜
(
ももよ
)
の間
吒幾爾
(
だきに
)
の
密法
(
みっぽう
)
を行じました。宗盛を
呪
(
のろ
)
い殺すために。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
だきに(吒幾爾)の例文をもっと
(1作品)
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吒枳尼
(逆引き)
なるほど、後宮の女人にはうけがよいし、みかどや
准后
(
じゅんごう
)
のお
覚
(
おぼ
)
えもよろしいが、その説くところは、男女交合の極致を宗教の中に置いた
吒枳尼
(
だきに
)
の密教とやらであるそうな
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だきに(吒枳尼)の例文をもっと
(1作品)
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荼吉尼
(逆引き)
我国で魔法の類の
称
(
しょう
)
を挙げて見よう。先ず魔法、それから妖術、幻術、げほう、狐つかい、
飯綱
(
いづな
)
の法、
荼吉尼
(
だきに
)
の法、忍術、
合気
(
あいき
)
の術、キリシタンバテレンの法、口寄せ、
識神
(
しきじん
)
をつかう。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
だきに(荼吉尼)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
荼枳尼
(逆引き)
大日経
(
だいにちきょう
)
巻第二に
荼枳尼
(
だきに
)
は見えており、
儀軌真言
(
ぎきしんごん
)
なども伝来の古いものである。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
だきに(荼枳尼)の例文をもっと
(1作品)
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ダキニ