“もとじめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元締81.3%
元〆6.3%
元緊6.3%
本締6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
PIMPの元締もとじめが映画的に活躍して、夜のピキャデリなんかを迂路うろついてるぽっと出の女や、ボア・ドュ・ブウロウニュを散策中の若奥さまや
兄弟ノ情ガ薄イトテ強談シタガ、兄ガ云ウニハ、全ク貴様ノタメヲ思ッテ、大兄ニ云ッタトテ、強情ヲハルカラ、ソノ時ハ役所ノ壱番元〆もとじめ太郎次ヲ兄ノ側ヘ呼寄セテ、兄ガ家事不取締故ニ
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
幾条いくすじも幾条もうち中の縁の糸は両親で元緊もとじめをして、さっさらりと鵜縄うなわさばいて、娘たちに浮世の波をくぐらせて、ここを先途とあゆを呑ませて、ぐッと手許へ引手繰ひったぐっては、咽喉のどをギュウの、獲物を占め
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
物音を聞き附けて、最初に駆け附けたのは、泊番の徒目附かちめつけであった。次いで目附が来る。大目附が来る。本締もとじめが来る。医師を呼びにる。三右衛門の妻子のいる蠣殻町かきがらちょう中邸なかやしきへ使が走って行く。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)