“もちゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弄品33.3%
持上33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連れてこないときは、決って子供へのみやげの、パンとかお弄品もちゃとかの包みをかかえていた。
童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
柔かそうな腕が、時とすると二の腕まであらわれて、も少し持上もちゃげたら腋の下が見えそうだと、気を揉んでいるうちに、又もとの位置に戻って了う。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ちッぽけなむくむくしたのが重なり合って、首をもちゃげて、ミイミイと乳房を探している所へ、親犬が余処よそから帰って来て、其側そのそばへドサリと横になり、片端かたはしから抱え込んでベロベロなめると
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)