“もちこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
持込72.7%
持越18.2%
持来9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ山田やまだ前年ぜんねんすでに一二の新躰詩集しんたいししうおほやけにして、同会社どうくわいしやつてえんからこゝ持込もちこんだので、この社はさき稗史出版会社はいししゆつぱんくわいしや予約よやく八犬伝はつけんでん印刷いんさつした事があるのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
外では猫のようにおとなしく言うべきことも胸にたたみ、そのシコリを家へ持越もちこして爆発させるものと、もう一つはどこでも短気でカンシャクを起すのとである。
良人教育十四種 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
持出したことは確かに持出したんだが——ここまで持来もちこして、お前さんを喜ばせる運びまで行き兼ねたのが残念千万なんだ
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)