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もうしで
ふりがな文庫
“もうしで”の漢字の書き方と例文
語句
割合
申出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申出
(逆引き)
健三の
申出
(
もうしで
)
は細君の父によって黙って受け取られた。そうして黙って捨てられた。彼は眼前に横暴を
恣
(
ほしいま
)
まにする我子を見て、何という未来の心配も
抱
(
いだ
)
いていないように見えた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すると、敵の司令官から、返書が来て“われは、貴軍の降服
申出
(
もうしで
)
に応ずるであろう。依ってマイカ要塞の心臓は、只今より当方が監視するから、
直
(
すぐ
)
に貴軍の兵員を、発電所より去らしめられたい”
二、〇〇〇年戦争
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
俺
(
わし
)
の
力量
(
ちから
)
に
及
(
およ
)
ぶことなら
何
(
なん
)
なりと
申出
(
もうしで
)
るがよい。すでに
竜宮界
(
りゅうぐうかい
)
からも、そなたの
為
(
た
)
めによく
取計
(
とりはか
)
らえとのお
指図
(
さしず
)
じゃ。
遠慮
(
えんりょ
)
なく
訊
(
き
)
きたいことを
訊
(
き
)
いてもらいたい。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
もうしで(申出)の例文をもっと
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