“めら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メラ
語句割合
布良55.6%
米良22.2%
女良11.1%
奴等11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だッて……女だって、裸が恥かしいとはきまらないでしょう、布良めらのあまの姉さんたちをごらんなさい、いつでも裸でいるじゃありませんか」
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この一首が恐らく私にとつて梅の歌の出來た最初であつたらう。房州の布良めらに行つてゐた時の詠である。
樹木とその葉:07 野蒜の花 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
今から三十年あまり以前、肥後の東南隅の湯前ゆのまえ村の奥、日向の米良めらとの境の仁原山に、アンチモニイの鉱山があった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
嫉妬のあまり、米良めらの山の中の深い谷に身を投げて死んだ——だが、かりにこれをお銀様の身に比べて、妹に恋の全部を奪われた身になった時、果してお銀様が内外共に、なんらの呪詛じゅそと反抗の形式を外に現わさずに
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そして午後四時、赤い夕日にそめられた女良めらの港に静かに入港した。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
年代順に繰つて行つて五年前、享和元年に友だちの小沢蘆庵が七十九歳で死に、仕事がたきの本居宣長が七十三で死んでゐるところまで来ると彼は微笑してつぶやいた——生気地いくじなし奴等めらだ。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)