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布良
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めら
ふりがな文庫
“
布良
(
めら
)” の例文
布良
(
めら
)
から竹原村に来った時には「板橋の霜色沙よりも白く」、
館山
(
たてやま
)
では冬も
漸
(
ようや
)
く寒くなり、その年もいつか残り少くなっていた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「だッて……女だって、裸が恥かしいとはきまらないでしょう、
布良
(
めら
)
のあまの姉さんたちをごらんなさい、いつでも裸でいるじゃありませんか」
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
故友の青木繁はその絵を房州の
布良
(
めら
)
で描いた。一見印象派風のものであるが、故人は単に写実を目あてに筆を運んだものであろうか。鶴見はうべなわない。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
鯛、鱸、
鰈
(
かれい
)
、黒鯛など、婦人が行っても釣ることができる。
安房
(
あわ
)
の南端
布良
(
めら
)
の釣遊は豪壮であった。外房勝浦方面の釣り案内舟は、いま一段の改善が欲しいと考えてみたこともあった。
水の遍路
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
布良
(
めら
)
の濱かち布刈る女が水を出で妻木何焚く菜種殼焚く
長塚節歌集:2 中
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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房州の
布良
(
めら
)
に行つてゐた時の詠である。
樹木とその葉:07 野蒜の花
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
“布良”の解説
布良(めら)は、千葉県館山市の地名。丁番を持たない単独町名で、郵便番号は294-0234。
(出典:Wikipedia)
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
“布良”で始まる語句
布良汐