“みいづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
稜威66.7%
御稜威33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よる稜威みいづ暴風あらし襲來おそひ、恐ろしき
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
よる稜威みいづ暴風あらし襲来おそひ、恐ろしき
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
室は紙障子引きたてしのみにて雨戸ひくということもせず戸の後鎖しりざしすることもせざる、さすがに御神の御稜威みいづありがたしと心に浸みて嬉しくおぼえ、胸の海浪おだやかに夢の湊に入る。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一方に我が大和朝廷の御稜威みいづは、次第にこれら倭人の諸国に及び、その帰順したものは我が帝国に併合して、その国王は所謂国造くにのみやつこ県主あがたぬしなどに任ぜられ、祖先以来の本領の安堵を得たのであったが
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)