“後鎖”の読み方と例文
読み方割合
しりざし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室は紙障子引きたてしのみにて雨戸ひくということもせず戸の後鎖しりざしすることもせざる、さすがに御神の御稜威みいづありがたしと心に浸みて嬉しくおぼえ、胸の海浪おだやかに夢の湊に入る。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)