“みいつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミイツ
語句割合
御稜威61.9%
稜威33.3%
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——おれはもう親父のこともおふくろのことも考えん。大君の国の御稜威みいつをおとさじと家をも身をも捨てにしものを」。
風蕭々 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
此を平く言ふと、稜威みいつである。神聖な修飾語のやうに考へてゐるが、実は天皇霊で、大嘗祭に、聖躬に著くのである。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『あゝ、あゝ、縁起えんぎでもない、南無阿彌陀佛なむあみだぶつ! このふね惡魔あくまみいつなければよいが。』とつぶやいた。