トップ
>
まつやに
ふりがな文庫
“まつやに”の漢字の書き方と例文
語句
割合
松脂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松脂
(逆引き)
小
(
ちいさ
)
な
汚
(
きたなら
)
しい
桶
(
おけ
)
のままに
海鼠腸
(
このわた
)
が載っている。小皿の上に
三片
(
みきれ
)
ばかり赤味がかった
松脂
(
まつやに
)
見たようなもののあるのは
鱲
(
からすみ
)
である。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
草のかおりがする。雨と空気と新鮮な嵐と、
山蔭
(
やまかげ
)
は
咽
(
むせ
)
ぶばかりの
松脂
(
まつやに
)
のにおいである。
駛
(
はし
)
る、駛る、新世界の大きな昆虫。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
松脂
(
まつやに
)
のような手や首の
皮膚
(
はだ
)
の色、磁器のような白い
眼球
(
がんきゅう
)
、上端が鼻の先へ
喰着
(
くっつ
)
きそうに
反
(
そ
)
って居る厚い唇、
其処
(
そこ
)
から洩れて来る不思議な日本語
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
まつやに(松脂)の例文をもっと
(36作品)
見る
“まつやに”の意味
《名詞》
松の幹から分泌される粘り気のある樹液。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
くすね
やに
チャン