“まつぴなか”の漢字の書き方と例文
語句割合
眞日中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこへ、午後二時ごごにじごろ、眞日中まつぴなかともはず、毎日まいにちのやうに、おなじ時間じかんに、えんしたから、のそ/\と……たな、豫言者よげんしや
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
前庭まへには植込うゑこみには、きりしまがほんのりとのこつて、をりから人通ひとどほりもなしに、眞日中まつぴなか忍返しのびがへしのしたに、金魚賣きんぎようりおろして、煙草たばこかしてやすんでゐた。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)