“まちかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マチカタ
語句割合
町方95.2%
町方役2.4%
都会2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠山殿の仰せには町方まちかたの事とは少々御役向おやくむきが違うゆえ、あのかた御一存ごいちぞんではしかとした事は申されぬが、何につけおかみにおいては御仁恵ごじんけいが第一。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
町方役まちかたとか、牢役人などが、袖の下を取るのはおおびらだが——それにしても、牢番なんて下ッまでが小費こづかいをせびりに来るのかなあ』
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
農村むらかたへ行けば百姓一揆、都会まちかたへ来ればうちこわし、これではいかな田沼意次も、執政としての責任上、老中を引くことでござりましょうな」
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)