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まかりこ
ふりがな文庫
“まかりこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
罷越
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罷越
(逆引き)
乃公
(
おれ
)
は
先刻
(
さっき
)
から
僅
(
つい
)
半間とは離れぬ処にいるんだぞ。今日は乃公が死にかけたので、只今見舞人が
罷越
(
まかりこ
)
したのであるが、肝腎
要目
(
かなめ
)
の御当人の姿が見えないので、お母さんが探しに来たのである。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
急ぎの用事して
猿島川
(
さるしまがは
)
まで
罷越
(
まかりこ
)
せば今晩にも私し方へ入らせられよ寶田村傳吉とお尋ねあれと互ひに
苦勞
(
くらう
)
の折柄右と左りへ
別
(
わか
)
れける斯て傳吉は
畑村
(
はたむら
)
の占ひ者の宅へ急ぎ行き
夢物語
(
ゆめものがた
)
りして
吉凶
(
きつきよう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蒙り
駿
(
すん
)
遠
(
ゑん
)
三
尾
(
び
)
の四ヶ國の
巡見使
(
じゆんけんし
)
として松平縫殿頭
罷越
(
まかりこ
)
せし處なり然ば其方共願ひの筋江戸表へ御差出に相成天下の御
評定
(
ひやうぢやう
)
にも相成に付願書の趣き一通り御
吟味
(
ぎんみ
)
有之により有難く存ずべしとの仰にけり扨是より一通り
糺問
(
たゞし
)
の上藤八お節の兩人江戸表へ
差立
(
さしたて
)
となりたり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まかりこ(罷越)の例文をもっと
(5作品)
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