“ほりあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掘當33.3%
彫上33.3%
穿当16.7%
掘当16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さア今度こんど本統ほんとうだ。いよ/\掘當ほりあてた。けれども矢張やつぱり横穴よこあなであらう。
き立てゝ海岸へ出て見ますと、舟がございます。只今申上げましたカノウと申しまするは舟のことであります。これは丸木で彫上ほりあげました物で、長さはおよ三間さんげん、幅は二尺五寸ぐらいあります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
穿当ほりあてました。海の中でもべに色のうろこ目覚めざましい。土を穿って出る水も、そういう場合には紫より、黄色より、青い色より、その紅色が一番見る目を驚かせます。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「なるほど、穿当ほりあてましたね。」
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
もし途中で霧かもやのために懊悩していられる方があるならば、どんな犠牲ぎせいはらっても、ああここだという掘当ほりあてるところまで行ったらよろしかろうと思うのです。
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)