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ほとけしやう
ふりがな文庫
“ほとけしやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
佛性
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佛性
(逆引き)
「さうだらう、こんな生物を可愛がる人は、矢張り
佛性
(
ほとけしやう
)
なんだよ。ところで、八、お前は此處で見張つて居てくれ、俺はちよつと隣の部屋へ行つて來るから」
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
不實
(
ふじつ
)
な
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
はずと
早
(
はや
)
く
行
(
い
)
つて
遣
(
や
)
れ
先方
(
さき
)
は
何
(
ど
)
れほど
待
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
るか
知
(
し
)
れはせぬぞ、と
知
(
し
)
らぬ
事
(
こと
)
なれば
佛性
(
ほとけしやう
)
の
旦那
(
だんな
)
どの
急
(
せ
)
き
立
(
た
)
つるに、
心
(
こゝろ
)
の
鬼
(
おに
)
やおのづと
面
(
おも
)
ぼてりして、
胸
(
むね
)
には
動悸
(
どうき
)
の
波
(
なみ
)
たかゝり。
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「それ旦那があんなに仰しやるぢやないか。鬼になるのは私のやうな
佛性
(
ほとけしやう
)
の者に限るとよ」
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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