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ほうせきや
「お
嬢さん、こんな
美しい
石をごらんになったことがありまして?」と、
宝石屋は、
驚きの
目をみはっていいました。
さすがに、
自慢の
宝石屋も、この
答えにびっくりして、そうそうに
箱を
抱えて、その
家から
逃げ
出してしまいました。
「お
嬢さん、これをごらんください。」といって、
宝石屋は、
箱のふたを
開きました。すると、一
時に、
赤・
青・
緑・
紫、さまざまの
石から
放った
光が、みんなの
目を
射りました。