“へそくり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臍繰86.7%
臍栗6.7%
財布6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臍繰へそくりを盜んで口をぬぐつて居ようなんて、そんなことの出來る金五郎でないことは、この俺が一番よく知つて居るんだ。
カントの超絶てうぜつ哲学てつがく余姚よよう良知説りやうちせつだいすなはだいなりといへども臍栗へそくりぜに牽摺ひきずすのじゆつはるかに生臭なまぐさ坊主ばうず南無なむ阿弥陀仏あみだぶつおよばず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
小言をいいつつも、やはり、わが子かわいさに、財布へそくりの底をはたいて、出してくれる、母の慈愛もほしいのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)