“ふみこみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
踏込75.0%
蹈込25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
踏込ふみこみし故に終には折重をりかさなりて段右衞門を高手たかて小手こていましめ家内の者は宿役人に預けられ段右衞門は江戸表大岡殿の白洲しらすへぞ引れける斯くて大岡殿は重四郎の段右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その横が生垣いけがきに成って居りますから、およそ七八軒奥のほうに家が建って居まして、表のかたは小さい玄関ようで、踏込ふみこみが一間ばかり土間に成って居ります、又式台という程では有りませんがあがり口は板間いたのま
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
徳川家康とくがわいえやす(従五位上侍従このとき三十一歳)は紺いろにあおいの紋をちらしたよろい直垂ひたたれに、脛当すねあて蹈込ふみこみたびをつけたまま、じっと目をつむって坐っていた。
死処 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)