“ふてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不敵87.5%
不適12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉公ひでよしこう威勢いせいをもおそれず、都へりこんでくるとは、不敵ふてきなやつ。この呂宋兵衛の手並てなみにもこりず、わざわざ富士ふじ裾野すそのから討たれにきたか
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かのもの不敵ふてきのものなれば(中略)そのところををしへたまへ。のぞみをかなへまゐらせんと、あとにつきていそぎゆく。
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
樹木じゆもくには、それ/″\日陰地ひかげちにもよくそだや、また日陰ひかげ日陽ひなた中間ちゆうかんのところをこのなど種類しゆるいによつて、土地とちてき不適ふてきがあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)