“ふしゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伏居50.0%
臥居50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつが心付如何なる事ぞと申せしに九助も驚き昨夜河原かはらにてつまづきしが酒にゑひし人のたふ伏居ふしゐる事と思ひしに怪我人けがにんにてもありしかとかたり居し時九郎兵衞が案内にて領主りやうしゆ捕方とりかた入來り有無うむ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いとはずたどり行に漸々と紀州加田浦かだのうらいたる頃は夜はほの/″\と明掛あけかゝりたり寶澤は一休ひとやすみせんと傍の石にこし打掛うちかけ暫く休みながらむかうを見れば白きいぬぴき臥居ふしゐたり寶澤は近付ちかづき彼の握飯にぎりめし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)