“びょうしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
描写77.8%
病者11.1%
病舎11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもそれが、美しい風景ふうけい描写びょうしゃとともに、ゆたかな空想力によって、じつにすばらしい物語となっているのです。
風俗が正しく見えるようでなければ病者びょうしゃが信じません、随って薬もおのずから利かんような事になるですが、医者は頓知頓才と云ってず其の薬より病人の気をはかる処が第一と心得ますな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いくつか病棟びょうとうがあったが、このおさな子供こどもたちのかったのは、いちばん後方こうほうにあった、しろ病舎びょうしゃでした。そうじのゆきとどいた、おおきなへやのなかには、幾列いくれつとなくベッドがただしくならんでいました。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)