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ひめます
ふりがな文庫
“ひめます”の漢字の書き方と例文
語句
割合
姫鱒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫鱒
(逆引き)
突堤の鼻では老紳士に「沼で
姫鱒
(
ひめます
)
を釣りますには鋼鉄製の英国ふうの釣竿より、どうも
日本
(
おくに
)
の胡麻竹の釣竿の方が……」
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
この頃の日本へは、
亜米利加
(
アメリカ
)
系の
虹鱒
(
にじます
)
や
河鱒
(
かわます
)
、北海道から
姫鱒
(
ひめます
)
などが移入されて繁殖しているが、その頃の利根川へは、古来東日本の河川に遡ってくる日本鱒である。
利根川の鮎
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
見参
(
けんざん
)
、
見参
(
けんざん
)
などゝ
元気
(
げんき
)
づいて、
説明
(
せつめい
)
を
待
(
ま
)
つまでもない、
此
(
こ
)
の
山深
(
やまふか
)
く
岩魚
(
いはな
)
のほかは、
予
(
かね
)
て
聞
(
き
)
いた
姫鱒
(
ひめます
)
にておはすらむ、カバチエツポでがんせうの、と
横歩行
(
よこある
)
きして
見
(
み
)
に
立
(
た
)
つ
勢
(
いきほ
)
ひ。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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