“ひでもり”の漢字の書き方と例文
語句割合
秀盛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るに半四郎は後藤秀盛ごとうひでもりと同道して讃州さんしう高野村かうやむらへ立歸り我家に到りてちゝ半左衞門へ途中とちう次第しだいを落もなく物語りければ半左衞門はかつおどろかつよろこ早速さつそく秀盛ひでもりしやうじ我子を助けられし恩人おんじんなりとあつく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はきながら然は各々方も御存知の通り養父やうふ秀盛ひでもりは當時上州大間々に罷在まかりあり候處此程大病にて一めい旦夕たんせきせまり候由の飛脚到來せし故今より關東へまかり下るなりと有しかば門弟中聞て夫は御道理ごもつともなれども先生餘り御性急ごせいきふかと存じ候て又後々の儀は如何なされ候やと申すに半四郎されば其事なり後の道場は其許方そのもとかたに任せ置により能樣に計らひ給は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)