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ひでひら
ふりがな文庫
“ひでひら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
秀衡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀衡
(逆引き)
鎮守府将軍藤原
清衡
(
きよひら
)
が、奥州の豊田館から平泉に館を築いて移ったのは堀河天皇の
御宇
(
ぎょう
)
で、今から
凡
(
およ
)
そ八百四十年前、それから
基衡
(
もとひら
)
、
秀衡
(
ひでひら
)
、
泰衡
(
やすひら
)
と四代、平泉館に住んで
水中の宮殿
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
なんでも奥州の
秀衡
(
ひでひら
)
の全盛時代だといいますから、およそ八百年ほどもまえのことでしょう。かの龍の池から一町あまりも離れたところに、黒太夫という豪農がありました。
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
宝
(
たから
)
はなんでも千という
数
(
かず
)
をそろえて
持
(
も
)
つものだそうた。
奥州
(
おうしゅう
)
の
秀衡
(
ひでひら
)
はいい
馬
(
うま
)
を千
疋
(
びき
)
と、
鎧
(
よろい
)
を千りょうそろえて
持
(
も
)
っている。
九州
(
きゅうしゅう
)
の
松浦
(
まつうら
)
の
太夫
(
たゆう
)
は
弓
(
ゆみ
)
を千ちょうとうつぼを千
本
(
ぼん
)
そろえてもっている。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
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