“ひぢかけいす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肱掛椅子50.0%
肘懸椅子25.0%
肘掛椅子25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
テムプル先生は、ヘレン・バーンズに、煖爐だんろの傍の低い肱掛椅子ひぢかけいすにかけるようにと云つて、彼女は別のに坐り、私を側に呼んだ。
いてないよ!いてないよ!』と彼等かれらあいちやんがるのをときさけびました、『澤山たくさんいてる!』とあいちやんはおこつてひながら、洋卓テーブル片端かたはしにあつたおほきな肘懸椅子ひぢかけいすこしおろしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
窓が多くて温室のやうな感じのするその部屋では、大きな石を畳んで煖炉に石炭が一ぱい快くゆらいで居り、三人はその周囲で肘掛椅子ひぢかけいすの位置を定めると楽々とした。
朧夜 (新字旧仮名) / 犬養健(著)