“ひじかけいす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肱掛椅子64.9%
肘掛椅子32.4%
肘懸椅子2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出入り口の近くに、インキつぼの置いてある大きな卓があって、上には雑多な紙や分厚な書物がのっていた。卓の前に藁の肱掛椅子ひじかけいすがあった。
私は外套がいとうを脱ぎすてると、ぱちぱち音をたてて燃えている丸太のそばへ肘掛椅子ひじかけいすをひきよせて、この家の主人たちの帰ってくるのを気長に待っていた。
黄金虫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
その赤見沢博士は、肘懸椅子ひじかけいすもたれ、頭を後の壁につけていたが、その恰好がへんにぎこちなかった。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)