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ひがいち
ふりがな文庫
“ひがいち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
被害地
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
被害地
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
日
(
ひ
)
となく
夜
(
よ
)
となく
田畑
(
たはた
)
を
歩
(
ある
)
いて
只管
(
ひたすら
)
心
(
こゝろ
)
を
惱
(
なや
)
ましたが、
漸
(
やうや
)
く
自分
(
じぶん
)
の
田畑
(
たはた
)
の
作物
(
さくもつ
)
が
僅
(
わづか
)
な
損害
(
そんがい
)
に
畢
(
をは
)
つたことを
慥
(
たしか
)
めた
時
(
とき
)
は
彼
(
かれ
)
は
激甚
(
げきじん
)
な
被害地
(
ひがいち
)
の
状况
(
じやうきやう
)
を
傳聞
(
でんぶん
)
して
自分
(
じぶん
)
の
寧
(
むし
)
ろ
幸
(
さいはひ
)
であつたことを
竊
(
ひそか
)
に
悦
(
よろこ
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ひがいち(被害地)の例文をもっと
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