“ばちあた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罰当76.9%
罰當15.4%
罰中7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川十四代の当城のあるじ家茂(いえもち)公の不幸なる生涯の物語をつぶさに聞いていたならば、この男は、ほんとうに涙を流して、自分のした仕事のいかに罰当(ばちあた)りな
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ヂュリ 罰當(ばちあた)りの夜叉(やしゃ)め! おゝ、惡魔(あくま)め! 予(わし)に誓約(ちかひ)を破(やぶ)らせうとしをるばかりか、前(まへ)には幾千度(いくせんたび)も比(くら)べ物(もの)の無(な)いやうに褒(ほ)めちぎった予(わし)の殿御(とのご)を其(その)同(おな)じ舌(した)で惡口(あくこう)しをる。
あーあ、やっぱり夫は有難い、自分は罰中(ばちあた)ったんや、もうもうあんな人のこと思い切って、一生この人の愛に縋(すが)ろう、——と、一途(いちず)に後悔の念湧(わ)いて
卍 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)