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ばいりん
ふりがな文庫
“ばいりん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
梅林
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅林
(逆引き)
今日
漸
(
やうや
)
く一月の
半
(
なかば
)
を過ぎぬるに、
梅林
(
ばいりん
)
の花は二千本の
梢
(
こずゑ
)
に咲乱れて、日に
映
(
うつろ
)
へる光は
玲瓏
(
れいろう
)
として人の
面
(
おもて
)
を照し、
路
(
みち
)
を
埋
(
うづ
)
むる
幾斗
(
いくと
)
の
清香
(
せいこう
)
は
凝
(
こ
)
りて
掬
(
むす
)
ぶに
堪
(
た
)
へたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
こういう人たちは、中村座が
閉場
(
あけ
)
ば中村座の何屋へ、新富座ならば
何処
(
どこ
)
と、三、四軒の芝居茶屋を助けもするが、歌舞伎の
梅林
(
ばいりん
)
とか三洲屋とか、一、二の茶屋で顔のうれている男衆たちだった。
旧聞日本橋:18 神田附木店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
どの茶屋も軒には
新
(
あたらし
)
い
花暖簾
(
はなのれん
)
をかけて、さるやとか菊岡とか
梅林
(
ばいりん
)
とかいう家号を筆太に記るした
提灯
(
ちょうちん
)
がかけつらねてある。
島原の夢
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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