“はんとうめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
半透明100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてそのいしは、ごくふる時分じぶんには、日本につぽん産出さんしゆつしない支那傳來しなでんらい硬玉こうぎよく翡翠ひすい青瑯玕せいろうかん)といふ半透明はんとうめいうつくしい緑色みどりいろいしつくられてあつて、なか/\綺麗きれいなものでしたが、やゝのち時代じだいになると
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
群衆ぐんしゅうに囲まれた広場の、博士はくしの足もとの地上に、はじめはかすかに、それから少しずつ……半透明はんとうめいの人の形をした物が姿をあらわし、まもなく、若い男のはだかきずだらけのからだがよこたわっているのが
何せそう云ういい天気で、帆布が半透明はんとうめいに光っているのですから、実にその調和のいいこと、もうこここそやがて完成さるべき、世界ビジテリアン大会堂の、陶製とうせい大天井だいてんじょうかと思われたのであります。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)