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はやざき
ふりがな文庫
“はやざき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
早咲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早咲
(逆引き)
向う側は、
袖垣
(
そでがき
)
、
枝折戸
(
しおりど
)
、夏草の茂きが中に
早咲
(
はやざき
)
の秋の花。いずれも
此方
(
こなた
)
を背戸にして別荘だちが二三軒、
廂
(
ひさし
)
に
海原
(
うなばら
)
の緑をかけて、
簾
(
すだれ
)
に沖の船を縫わせた
拵
(
こしら
)
え。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
傍
(
かたわら
)
に
青芒
(
あおすすき
)
が
一叢
(
ひとむら
)
生茂
(
おいしげ
)
り、
桔梗
(
ききょう
)
の
早咲
(
はやざき
)
の花が二、三輪、ただ
初々
(
ういうい
)
しく咲いたのを、
莟
(
つぼみ
)
と一枝、三筋ばかり青芒を
取添
(
とりそ
)
えて、
竹筒
(
たけづつ
)
に挿して、のっしりとした腰つきで、井戸から
撥釣瓶
(
はねつるべ
)
でざぶりと
汲上
(
くみあ
)
げ
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(5作品)
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