“はげやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禿山85.7%
兀山10.7%
禿頭山3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下りが急になって、笹もかやも人丈を没する程に伸びている。今迄禿山はげやまであったのが此辺から木立が現れて来た。殊に西側の方が繁っている。
美ヶ原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
兀山はげやまのあたるところ遣羽子やりはごす(いづれを見ても山家育ちさ)
熱海の春 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
好奇心かうきしんからすなすべりのたに顛落てんらくして、九死一生きうしいつしやうになつたこと日出雄少年ひでをせうねん猛犬稻妻まうけんいなづまとのわかれの一段いちだん禿頭山はげやま彼方かなたから、大輕氣球だいけいききゆうがふうら/\とくだつてこと