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はいびょう
ふりがな文庫
“はいびょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
肺病
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肺病
(逆引き)
あれもきっと
肺病
(
はいびょう
)
だなと思われるあおい顔の人などを見たりして、そぞろに心寂しく、家を出た時の元気は手を返すように消え失せた。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
所
(
ところ
)
が、
長子
(
ちょうし
)
のセルゲイは
丁度
(
ちょうど
)
大学
(
だいがく
)
の四
年級
(
ねんきゅう
)
になってから、
急性
(
きゅうせい
)
の
肺病
(
はいびょう
)
に
罹
(
かか
)
り
死亡
(
しぼう
)
してしまう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
高等科へもすすめず、
嫁
(
よめ
)
にもらわれることを将来の目的として女中奉公に出たコトエはどうなったであろうか。彼女は嫁にもらい手がつくまえに、病気になって帰ってきた。
肺病
(
はいびょう
)
であった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
その
頬
(
ほお
)
の
紅色
(
べにいろ
)
や、
瘠方
(
やせかた
)
で
察
(
さっ
)
するに
彼
(
かれ
)
にはもう
肺病
(
はいびょう
)
の
初期
(
しょき
)
が
萌
(
き
)
ざしているのであろう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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