“ぬひはくや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縫箔屋50.0%
綉工50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縫箔屋ぬひはくやしてノラクラ者になつた染吉が、こんな贅澤な暮しをして居るところを見ると、どうかしたら、染吉もその贋金遣ひに關係を持つて居たのかも知れないよ
親讓りの縫箔屋ぬひはくやを嫌ひ、色々まうかり相な仕事に手を出して、派手な暮しをして居りましたが、その爲に内輪が苦しくなるばかりで、近頃はひどい借金に惱んで居りました。
このをとこくらべると流石さすがのブリダアの市人まちびと餘程よほど勤勉きんべんたみはんければならない、にしろラクダルのえら證據しようこは『怠惰屋なまけや』といふ一個ひとつ屋號やがうつくつてしまつたのでも了解わかる、綉工ぬひはくやとか珈琲屋かうひいやとか
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)