“にんしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
認識100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こひちからである、ひと抵抗ていかうすることの出來できないちからである。此力このちから認識にんしきせず、また此力このちからおさるとおもひとは、此力このちかられなかつたひとである。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
あるいは人の思想をまたは行動を判断するについても、小さな感情をまじえてするがために、せっかくの大きなことも善きことも充分認識にんしきせられないでしまうことが多い。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
犬のちえはおどろくべきものであった。つぎの朝その犬を巡査じゅんさ競馬場けいばじょうれて行った。そこでかれはすぐと主人を認識にんしきした。それはすなわちげん囚人席しゅうじんせきにいる子どもにほかならなかった。