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なわてみち
ふりがな文庫
“なわてみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
畷道
84.2%
畷手道
5.3%
畷路
5.3%
縄手道
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畷道
(逆引き)
またあまりに
儚
(
はかな
)
い。土に映る影もない。が、その影でさえ、触ったら、毒気でたちまち落ちたろう。——
畷道
(
なわてみち
)
の
真中
(
まんなか
)
に、別に、
凄
(
すさま
)
じい虫が居た。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なわてみち(畷道)の例文をもっと
(16作品)
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畷手道
(逆引き)
日が暮れかかっていた、釜梨川の方から
夕靄
(
ゆうもや
)
が立ち始めて、駒ヶ岳の峰だけがくっきりと斜陽を受けている——半太郎は額の汗を拭きながら黙って
畷手道
(
なわてみち
)
にかかった。
無頼は討たず
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
なわてみち(畷手道)の例文をもっと
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畷路
(逆引き)
幾台かの自動車はそのために
空
(
むな
)
しく幾日かを立番をして暮したほどである。さあ! という時には、
四
(
よ
)
つ
街道
(
かいどう
)
あたりの
畷路
(
なわてみち
)
は、自動車の爆音が相続き入乱れてヘビーの出しくらをした。
芳川鎌子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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縄手道
(逆引き)
祖父
(
じじ
)
に就ても、こんな話がある。祖父が若い時分、撃剣の同門の何とかいう男が、あまり技芸に達していた所から、
他
(
ひと
)
の
嫉妬
(
ねたみ
)
を受けて、ある夜
縄手道
(
なわてみち
)
を城下へ帰る途中で、誰かに斬り殺された。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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