“なのか”の漢字の書き方と例文
語句割合
七日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪の夜より七日なのか余り経ちぬ。夕日影あざやかに照り四国地遠く波の上に浮かびて見ゆ。鶴見崎のあたり真帆片帆まほかたほ白し。川口のには千鳥飛べり。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
と、見れば、それは七日なのかも前に降った春の雪が、思いがけなく、ふたつのてのひらに乗るほど、日蔭に残っているのだった。
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御心配ごしんぱいにはおよびません。今日きょうから七日なのか日限にちげんのつきないうちに、きっとむすめさんをたすけることができるだろうとおもいますから、安心あんしんしてっていてください。
しっぺい太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)