“ながびつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
長櫃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四方(よも)の壁と穹窿(まるてんじょう)とには、鬼神(きじん)竜蛇(りょうだ)さまざまの形を画(えが)き、「トルウヘ」といふ長櫃(ながびつ)めきたるものをところどころに据(す)ゑ、柱には刻(きざ)みたる獣(けもの)の首(こうべ)、古代の楯(たて)、打物(うちもの)などを懸けつらねたる間(ま)
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「れぷろぼす」の悦びは申すまでもあるまじい。ぢやによつて帝の行列の後から、三十人の力士もえ舁(か)くまじい長櫃(ながびつ)十棹(とさを)の宰領を承つて、ほど近い御所の門まで、鼻たかだかと御供仕つた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
長櫃(ながびつ)の中へ入れておくうちに七月十一日になって死んでしまった。
四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)