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なかばす
ふりがな文庫
“なかばす”の漢字の書き方と例文
語句
割合
半過
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半過
(逆引き)
又
(
また
)
此短針
(
このたんしん
)
九
時
(
じ
)
と十
時
(
じ
)
との
間
(
あひだ
)
を
半過
(
なかばす
)
ぎて十
時
(
じ
)
の
方
(
はう
)
に
近寄
(
ちかよ
)
り、
長針
(
ちやうしん
)
も
進
(
すゝん
)
で八
時
(
じ
)
の
所
(
ところ
)
に
來
(
きた
)
ればこれを十
時
(
じ
)
前
(
まへ
)
二十
分時
(
ぶんじ
)
と云ふ。
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
毎日の
曇天
(
どんてん
)
。十一月の
半過
(
なかばす
)
ぎ。
寂
(
しん
)
とした根岸の里。湿った道の
生垣
(
いけがき
)
つづき。自分はひとり、
時雨
(
しぐれ
)
を恐れる
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
を
杖
(
つえ
)
にして、落葉の多い車坂を
上
(
あが
)
った。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
木の葉色づく十月の
半過
(
なかばす
)
ぎから雪の白い越後界の山脈を超えて、収穫に忙しい人々の肌を刺すように吹きすさむ日が続くと、冬枯の色は早くも樹々の梢に上って、日蔭には霜柱が白く
奥秩父の山旅日記
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
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