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どんぐり
ふりがな文庫
“どんぐり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
団栗
78.8%
團栗
11.5%
橡栗
3.8%
団粟
1.9%
鈍愚利
1.9%
鈍栗
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
団栗
(逆引き)
父親はにがてらしい、家来のなかで黒板権兵衛というのも、
髭
(
ひげ
)
なんぞはやして
団栗
(
どんぐり
)
まなこで、ちょっとゆだんができないかもしれない。
桑の木物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
どんぐり(団栗)の例文をもっと
(41作品)
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團栗
(逆引き)
少年の日のやるせない哀感を唄った『
龍舌蘭
(
りゅうぜつらん
)
』と、若くして逝った可憐な最初の奥さんの追憶『
團栗
(
どんぐり
)
』とは、ともに美しい散文詩である。
寅彦の作品
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
どんぐり(團栗)の例文をもっと
(6作品)
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橡栗
(逆引き)
弟どもも一人一人の知行は
殖
(
ふ
)
えながら、これまで千石以上の本家によって、大木の陰に立っているように思っていたのが、今は
橡栗
(
どんぐり
)
の
背競
(
せいくら
)
べになって、ありがたいようで迷惑な思いをした。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
どんぐり(橡栗)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
団粟
(逆引き)
呼ばわり連れると、ひょいひょいと三人出た……
団粟
(
どんぐり
)
ほどな背丈を揃えて、
紋羽
(
もんば
)
の襟巻を
頸
(
くび
)
に巻いた大屋様。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どんぐり(団粟)の例文をもっと
(1作品)
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鈍愚利
(逆引き)
旅は人の心を空ッポにするものぢやよ。そのくせひどく感動しやすくなるもんだから、貴公のやうな
鈍愚利
(
どんぐり
)
でも時あれば
泌
(
し
)
むやうに酒が恋しくなるかも知れん。
木枯の酒倉から:――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
どんぐり(鈍愚利)の例文をもっと
(1作品)
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鈍栗
(逆引き)
道也先生は
黙然
(
もくねん
)
としている。
鈍栗
(
どんぐり
)
は
煙草
(
たばこ
)
をすぱすぱ
呑
(
の
)
む。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どんぐり(鈍栗)の例文をもっと
(1作品)
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“どんぐり”の意味
《名詞》
どんぐり 【団栗(当て字)・橡】
クヌギなどのブナ科の植物の実。
(出典:Wiktionary)