“どうねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道念66.7%
同年33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死は人をして静かならしむ、死は人をして道念どうねんを警発せしむ。死は人の仮面をぎてその本色を露呈せしむ。死は人をして舞台より移してその楽屋に入らしむ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その度ごとに彼は、自分の道念どうねんの未熟さを悲しむのであるが、二十年の難行道も、新しくけている易行道いぎょうどうの法の慈雨にも、これだけはどうにもならないものを感じるのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしこの噴火ふんかいてもつと權威けんいある調査ちようさげたラクロア教授きようじゆは、同年どうねん十二月十六日以來じゆうにがつじゆうろくにちいらい數回すうかいわた同現象どうげんしよう目撃もくげきした。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)